ヘッドフォンアンプ2号機(はじめて〜改)
1 OPアンプ出力のChu Moy Type、手軽に作れる割にそこそこのドライブ能力があり楽しめるのだが、もうちょっと大電流を取り出したいという欲が無いわけではなかった。
そこで、出力段にトランジスタでバッファを備えたアンプを作ってみようと云うことで『はじめてつくるヘッドフォンアンプ』のコピーを作ってみることにした。
- 作者: 酒井智巳
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2005/08/06
- メディア: 単行本
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もっとも、出来上がるヘッドフォンアンプは市販の数万円クラスに匹敵するなかなか立派なものですし、自作オーディオの楽しみに衆目を集めるという意味では成功していると思いますが。極力部品点数を減らす為に回路を簡素化しているあたりなどはがんばってるなぁと思いますしね。
ちなみにOPアンプはNJM2114DDを入れると定数の相性がが悪いのかバリバリに発振します。逆にChu Moy Typeでは、ショボーンな結果のOPA2604は値段(通常のOPアンプの10倍程)相当の良好な音でございました。その他ちょこちょこと追加回路を組んで完成。明らかにChu Moy Typeよりもドライブ能力が向上して、低音の「出ない」と言われているヘッドフォンK271でも切れのいい魅力的な音が出るようになりました。うーむK271、ちゃんとやれば此処まで出るのね。惚れ直したわ。
いろいろいぢって、回路定数についてあたりがついたので、次回はNJM2114DDを使ってよりオレサマ好みに作ってみようかと思いまする。