最近買った技術書

またまたと断ることも無いほどにニッチな日記ですが、東カリマンタンだからいいか?って気もするんだが…東カリマンタンってそもそも何処ですか!

はじめてのPICアセンブラ入門 (マイコン活用シリーズ)

はじめてのPICアセンブラ入門 (マイコン活用シリーズ)

PLD(FPGA/CPLDをPLDと呼ぶことにオレ的統一)使う程じゃない7セグダイナミック表示用のデコーダーに使おうかと思ったのとアレだ、30程度のオペコードというのはアセンブラの教材に良いかなと思って調査。一般的な意味で言うレジスタもPC,work,statusと少なくていいんだけどもね。アーキテクチャがちょっと独特なのがにんともかんとも。本質的な部分より1行BASIC的な『技』が楽しかったりするのだ。無駄に楽しくていかんな…1Chipマイコンでここまで出来たっ!ってどんどん深みにはまる予感がするのだ。

世界一わかりやすいCプログラミングの授業

世界一わかりやすいCプログラミングの授業

世の中にはtypdef A BでBはAの類義語ですとか、これはさすがにもう無いと思うのだがファイルアクセスのエラー処理をASSERT()の中に書くとか凄まじい悪書が多いっ---しかも明らかにこれヤバイだろってC言語本が結構売れていたりするのですよ(例:K&R(笑))---てのが、プログラミング言語C入門書の世界なんだが…今時Cを学ぶのは特定の業界の方だけなのでもう今更感があるのだが…入門書の決定版を紹介。
世界一わかりやすいかは微妙。教えるほうが平明に語れば語るほど判りにくいってこともあるからね。
しかし、『C言語』とかタイトルに入っていない。「型・変数・定数」を正しく教えている等、凡百の『難解C言語入門』書とは一線を画した「正しさ」なのだ。ちなみに『〜の絵本』は微妙。どちらも、全ての言語仕様の内容から入門書として必要な内容がチョイスされているのだが『世界一〜』の方が選択にセンスが感じられるからだ。
ちなみにC++の入門書はやはり『C++のからくり』と『Effective C++』ですな。

Lepton先生の「ネットワーク技術」勉強会 (プログラマーズ叢書)

Lepton先生の「ネットワーク技術」勉強会 (プログラマーズ叢書)

上と同じ著者のネットワーク入門書。この著者、入門書に載せるべき事・あえて乗せないことの取捨選択が絶妙です。あと、意味のあるイラスト(板書)がいっぱい入ってるのが実に価値ありです。
「ああ、この人は声を枯らすのに飽きてこの本を書いたのだな」というくらい何度も何度も同じ説明をしてこんなに説明上手になっちゃった…という感じがいいですねぇ。
多分、まっとうな技術者だったらこの著者の事は「闘わない人」で通じる筈…ってか通じました

古典電脳物語―8085,Z80,CP/M,タイニーBASIC…

古典電脳物語―8085,Z80,CP/M,タイニーBASIC…

『30日でできる! OS自作入門』は、なんか今時の子って感じで「あるのが当たり前」の世界からようこそと思ったりしたのだが……まあ、どうそサイトの方を先に観てくださいよ。
古典電脳物語 公式サイト

どこからも煙がでていないことを確認し、 ふとディスプレイを見ると、タイニーBASICが起動メッセージを表示しているではないか。ちゃんと動いて思い切りびっくりしたりするのはなんでだろう。

80808085編の最後のこの台詞、最高。
教育的にはPLDでCPUこさえたほうがよっぽど勉強にはなるけど、やってみたいのはこっちだよね。