メインアンプをビルド

LM3886でGainclone(47lab.のGain Cardをコピーする連中が海外には一山おって、gaincloneというジャンルが存在するのだ)を作ってみました。回路は、gainclone/inverted検索するとあちこちで見つかるアレです。
で、非常にやばい。片チャンネル2,500円程で過去最高イイかも。
大体が、良いオーディオセットと悪いオーディオセットの違いは、そのセットでいったいいつまでお猿さん状態(CD連投)に入れるかが一番の指標になると思っているわけですが、今回は朝6時にアセンブル終了後、づーっと聴きまくり。トライパスのデジタルアンプも確かに良い音ではあったけれども、音の魅力という点ではLM3886/Gaincloneの圧勝ですな。
割と中低域に山のあるちょっと癖のある音ですが、その「癖」が全然不快じゃない。YAMAHAのNS-10MMというプアオーディオ的にもそれはどうかと思うスピーカーでもピアノの重低音をがっつんがっつん鳴らしてくれるし、そろそろリプレース(密かにB&W1本10万位をこっそりと)を予定していたパイオニアのバーチカルツイン君も、こんなに良かったっけという位に持ち上げてくれます。
実際、特徴のある中低域から高いほうへ滑らかに至極自然につながっている感じがヨイです。周波数特性的には凸凹しているだろうけれども、聴覚上は結構キモチヨイ感じでございます。
何より、回路が単純、さらに3886は保護回路が売りで出力に電源繋いでもOKらしいので『安心して』音楽を楽しめます。実はこれ重要