ブルース・スターリング先生もカメオ出演っすよ!

月契約の郵送DVDレンタルを利用しているワタクシですが、本当に観たい映画が三分の一、と、埋め草的にまぁ観ておいた方がヨイかなという映画が三分の二という配分でウイッシュリストを埋めております。という前フリなので、当然のように「三分の二の方」のお話になります。

クローン・オブ・エイダ [DVD]

クローン・オブ・エイダ [DVD]

スターリング先生がボイジャーのデジタルブックでエイダについて語っておられますよ!
きゃー!
ティモシー・リアリー先生も大熱演でございますよ!
昔、GURUっていう雑誌があったりwired日本語版が紙で読めた頃、コンピュータサイエンスやらフェミニズムやらがサイバー/スチーム・パンクで黒丸尚訳最高っすよの80年代末の映画だったらなかなか通好みのカルトムービーで済まされたところが…色々フィルムをひねくり回しているうちに時代に追いつかれてなんだかよく分からないまま出来上がってしまった感がタマラナク好きです(後ろ向きに)正直、勢いだけで作ったまんまな感じが80年代ぽくてたまらなく懐かしかったです。
観ているとちょっと照れくさ痛いみたいな微妙なお味が判る、結構色々なモノが許せるお年頃の方には是非一度ご覧頂きたいところでございます。

※実際の所、制作から公開まで結構な間があるらしいので80年代末〜90年代初頭の空気感というのは正しい見方のようですが…それにしたってねぇ…題材自体は悪くない(はずなのに)どうしてこうなるか。正直、現代のシーンを全てカットしたらダメ?ねぇダメですか?と問いたいところですが…。

それだけならば、まだいいが。
実はこの映画のサウンドトラックを担当しているのが、『ザ・レジデンツ』なのですね。
そこもまた80年代末〜90年代初頭のアレでございますが、この目玉親父集団(一人はかぶり物を盗まれたから骸骨マスクなんだけどね)レジデンツの映像と合ってるんだかなめくさってるのかよく分からないけど絶妙な間を持った音楽についてはかなりヨイです(かなり前向きに)

正直、この楽曲のプロモビデオと割り切って、映像はおまけとして、無くならないうちに買っておこうかと本気で考えております。

※いや、ほんと映像はおまけで…