ヘッドフォンアンプを作った

fumihipu2005-10-04

その前に、デジタルアンプも作ったりしたが、その話はまた後ほど。
ワタクシの愛用ヘッドフォンのAKG K271なんだが、これがiPodにつながらないのだ。正しくは、物理的に繋がるし音も出るけど、まともな音がしない。どうやらK271のインピーダンスが55Ωと高いため、低音にひきづられてボツボツと不快なノイズが乗るのだ。Rio Karmaではちゃんと繋がったのに…このままではなかなかしょぼーんな気持ちなので、ヘッドフォンアンプを自作してみることにした。
結果は大成功、現在Iggy Popを聴いて恍惚としております。

さてさて、さすがにデジタルアンプをヘッドフォンに繋ぐ勇気も無いので、OPアンプを使った回路を探してみると、headwizeのChu Moy Typeとそれを基にした回路が製作例も豊富でよさげ。Chu Moy Type自体が片チャンネル1 OPアンプで出力まで行うシンプルな回路なので、手っ取り早く自作するのに良く、OPアンプ交換で音の違いを楽しめるのが良い感じ。
早速、秋葉原のあそこの地下とかアソコノ四階とかで部品を調達。こんなんでもオーディオ機器なのでMUSEコンデンサ等のブランド物も使ってみることに。
OPアンプは NJM4580D NJM2114DD を千石でそれぞれ\80 \240だったかそういう価格帯(うろ覚え)。 OPA2604 を若松で購入、OPA2604 高けぇよ \840。
相変わらず若松通商のはパーツは高いしレジは遅いことよ。嫌いじゃないけどね。

組み立ては入力側のボリューム側から部品を並べつつ出力側まで作っておしまい。丁寧に作業したので2時間くらいかかりましたかな。当初は12V駆動にしようと思っていたが作っているうちに「これ小さいじゃん」という事でポータブル用9V駆動に変更。

ひとまず、テスターで電源周りがショートしていないことと入出力それぞれの端子が絶縁されていることを確かめてOPアンプ(NJM4580D)を挿す。小心者なのでiPod付属のヘッドフォンと適当なポータブルCDを繋いで電源投入!